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電話会議(カンファレンスコール)利用企業の増加

Posted by admin on 2008/07/29

 

電話会議 利用企業について

  米国では、95%の上場企業が電話会議による決算説明会を行っており、日本でも、時間と場所を選ばない電話会議を導入する企業が増えている。電話会議サービス等を手がけるプレミア グローバル サービス(東京都中央区)でも、2007年度のIR関連にした電話会議利用企業数は、前年度に比べ163%と増加している。

  「第1・第3四半期決算は、会場をおさえて決算説明会を行うほどではないが、アナリスト・機関投資家に説明の機会を持ちたいと考えている企業が多い」と、電話会議サービス等を手がけるプレミア グローバル サービスの営業部・宮地氏は話す。企業が決算説明会に電話会議を導入するのは、こんな背景がある。

  企業は2003年に四半期開示が義務付けられたが、3ヶ月ごとに会場を使って開催するのは負担になりかねない。第1・第3四半期決算では、資料のみをHPに掲載している企業も多いが、投資家にとってそれだけでは不十分だ。そこで IRにおける電話会議の利用法として、第1・第3四半期決算に電話会議を利用し、中間・期末の決算では、会場を使って決算説明会を開催する企業が増えてきた。

 

電話会議活用のメリット

企業側・参加者側にとって、決算説明会を電話会議で行うメリットはどんなものがあるだろうか。

■企業側のメリット
・会場手配等の手間・費用を軽減できる
・特定のインフラを用意する必要がない
・時間と場所に左右されない
・より多くのアナリスト・機関投資家に平等に案内が可能
・開示資料のみの決算発表と比べ、より詳細な説明が出来るので、決算発表後の問い合わせを減らすことが出来る

■参加者側のメリット
・自宅・オフィスからも参加が可能で、時間・場所の制約を受けない
・決算説明会の内容を、終了後も聞くことができる
・海外向けの場合、日本で発表された決算内容をリアルタイムに聞くことができる
・複数の企業の決算説明会に、移動することなく参加できる

  初めて電話会議を導入する企業の参加者数は、それほど多くはないのが現状だ。しかし、回数を重ねるにつれて参加者数が増加する傾向が見られる。

  平均参加者数は、説明会規模にもよるが、
・電話会議のみでの決算説明会の場合 60回線程度
・会場での決算説明会+その模様を電話会議に流す場合 30回線程度
である。

 

(お話を伺った方)
プレミア グローバル サービス
営業部 部長 宮地 孝幸 様
営業部 主任 寺島 豪士 様


プレミア グローバル サービス

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取材・文/萩原恵子

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