Posted by admin on 2008/10/16
情報開示の仕方
10月から11月は、2009年3月期の第2四半期決算発表のピークだ。11/14には500社以上の企業が決算発表を行う。適時開示が必要な情報は多いが、情報を開示する際の注意点などを聞いた。
Q1.企業が情報を開示する際の注意点はありますか?
タイムリーかつ平等な情報開示が求められていますが、その際、情報の受け手にあわせた開示方法をとることも重要です。例えば、個人投資家とアナリストでは必要となる情報も、知識も異なります。現在、タイムリーで平等な情報開示が必要であることは、企業の担当者の方々も承知のことと思いますが、今後求められるものは、受け手の視点に立った情報開示だと思います。
Q2.企業は、IR活動に、広告媒体などをどう活用していくといいですか?
コストをかけずタイムリーに開示のできるインターネットは、今後も主流になっていくと思います。企業が出したい情報と、それにあった予算・タイミングを考慮した媒体の活用をしてほしいと思います。また、カンファレンスや1on1ミーティングを通じ、アナリストレポートやメディアの記事を執筆させたり、経済系のメディアの広告枠を活用するのも一法です。より多くの人間に正しい情報をリーチさせることが大切です。
(お話を伺った方)
株式会社日本インベスターズサービス
代表取締役社長 小松俊一 様
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取材・文/萩原恵子