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「IR情報を多言語で展開可能に」

Posted by admin on 2009/03/25

 

最近のIR活動の傾向として、各上場企業のIRサイトの充実があげられる。特にASPツールやCMSなどの進化は著しく、各上場企業での恒常的な情報の更新を可能としている。また、自社のIRサイトに株価情報を表示するなど、投資家が企業のIRサイト内で情報の取得を完結させている企業も増えているようだ。今回は、様々なIRウェブツールならびに多言語での株価表示サービスを提供しているユーロランドインベスターズ(以下:ユーロランド)で販売促進を担当しているお二人に同社で提供しているサービスについて伺った。 

 

-ユーロランドについて教えてください

1986年、スカンジナビアにおいてスタートしたユーロインベスターのIRマーケティングサービスは、現在、ヨーロッパ・北米・日本へと広がり、グローバルで150社の企業のIR活動をサポートしています。 金融ポータルサイト「Euroland.com」(http://www.euroland.com/)は、年間でおよそ650万人のユーザーの訪問があります。主な利用者は、機関投資家、証券アナリスト、金融関連メディア、調査機関に属する投資家などです。

-御社で提供しているサービスについて教えてください

主に3つを中心にサービスを提供しています。 一つ目のサービスは、金融ポータルサイト「Euroland.com」を活用したオンラインマーケティングです。 「Euroland.com」は、投資家に対して、全世界21ヶ所の証券取引所の株価を追跡し、14ヶ国語で提供しています。上場企業の財務情報に関しては、オンラインのプログラムが、アニュアルレポートに記載された情報を取得し、投資家に対して、わかりやすい形で構成し提供しています。 米NASDAQでは、「国際市場の情報を効率的にモニターできる優れたポータルサイト」として認識し、マーケティングツールとして活用されています。 http://www.nasdaq.com/reference/euroland.stm

 

二つ目のサービスは、「株価表示ティッカー」「株価チャート」「デジタル版アニュアルレポート」などです。 上場企業は、自社のIRページで利用でき、IRサイトに訪れる投資家向けに自社の情報をわかりやすく、ビジュアル化されたツールの提供です。ご利用頂く際は、サイトのイメージを損なわないよう、無料でレイアウトの校正もおこなっています。これらのツールは、機関投資家をはじめ、個人投資家が利用しやすいよう、容易に株価情報の分析、財務情報などを入手可能としています。 企業はこれらのサービスを導入する事で、IRサイトのコンテンツの充実、投資家満足度の向上をはかる事が可能となります。 また、IR担当者自ら、自社の財務分析を行ったり、資料作成などにも活用できるツールもあります。

三つ目のサービスは「アニュアルレポートプロモーションプログラム」です。 このサービスは、ヨーロッパと北米の厳選された金融誌とオンラインメディアを活用した「アニュアルレポートの広告キャンペーン」です。 アニュアルレポートの広告は、北米やヨーロッパでは主流となっている手法で、各企業のアニュアルレポートを「フォーチューン」等の金融誌を定期購読している投資家をターゲットに、折り込み広告でアプローチ、その広告から各企業のアニュアルレポート請求が無料で行える仕組です。 毎年約3,000~7,000の請求がプロモーションを活用する事で寄せられており、これまでコンタクトが無い投資家層の新規開拓を目的として、NTTをはじめ、伊藤忠商事、新光証券などが活用しています。 

-IRウエブツールが充実、具体的にどのような会社がどのように利用しているのでしょうか?

株式会社カプコン: http://ir.capcom.co.jp/

株価表示ティッカー、株価チャートそして、株価の検索や利回りのシュミレーション機能がついたツールを導入され、ユーザーにとって利便性の高いコンテンツの構築に活用されている。 Euroland.comの多言語での企業情報もIRサイト内にリンクで掲載。「英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語」で企業情報を開示しています。 

 

住友商事株式会社 :http://www.sumitomocorp.co.jp/ir/index.html

株価チャート、また財務・業績データを独自に分析できるツールを利用されています。

アニュアルレポートをPDFからHTML版にコンバートされたアニュアルレポートなど、静的なPDFから動的なHTML版にする事によりユーザーにとっても活用しやすいツールとなっています。 上場企業はどのような目的・理由でユーロランドのサービスを導入しているのでしょうか? 企業の事業内容や業績にアクセスしやすいことから、マーケティングのツールとして利用しているケースが多いようです。サービス費用に多言語の翻訳も含まれているので、多言語での企業情報開示にも有効活用されています。 株価表示関連のウェブツールは、ユーザーフレンドリーなデザイン性、機能性の高さ、そして低価格が魅力のようです。

-日本の上場企業様へのメッセージをお願いします。 皆様のIR活動をより効果的にする為、全力でサポートさせて頂きます。 日本とスウェーデンとは離れておりますが、距離を感じさせないサービスをご提供させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

お話を伺った方 Europe Investor Direct株式会社-Euroland Investors

アジア営業部 北邨 智子さん(写真左) 中島久美子さん(写真右)

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